杣人のBlog

The days of Lake Biwa, Otsu, Daichudo びわ湖・大津 大忠堂

ご逝去を悼みます

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小野田さんがお亡くなりになりました。心からご冥福をお祈りいたします。一度お目にかかりたいと思っていた方でした。

ルバング島のジャングルから出てこられたニュースを聞いた時、私はまだ小学生でしたが、三十年と云う時間の長さに気の遠くなるような感じがした事、そしてあまりにも任務に忠実なところに驚いた事を鮮明に覚えています。また、ご自身が改造したラヂオで終戦(敗戦)を知りながらも、嘗ての上官である谷口義美陸軍少佐から任務解除・帰国命令が下るまで出てこられなかったと云う頑なさも小野田さんの魅力の一つだと思ひます。

小野田少尉にはずっと戦闘状態にあられたのですから当然かもしれませんが、出てこられた時の凄みを帯びたコワイお顔と晩年の品性あふれる穏やかなお顔の違いにも驚いてしまいます。陸軍中野学校のご出身で、英語も中国語も堪能だそうですから相当賢い方なのでしょう。お兄さんは東大医学部、弟さんも陸士を出て居られる優秀なご家族だと聞いた事があります。お母様は出征の際、自決用の短刀を渡されたそうですから武士の教えのある家系の方だと拝察いたします。

小野田さんの失われた三十年。本当は得られたであらう家族に囲まれた平穏な暮らし。たくさんの小野田少尉の犠牲の上にある平和を噛みしめる日にしなければならないと思ひます。

日本がおかしく(弱く)なり始めたのは昭和の終わり~平成の始め頃。ちょうど軍隊経験のある方々が社会の一線から引退されたのと同じ頃です。 私たち日本人の”背骨”の部分はまだどこかにちゃんと残っていると信じたいものです。

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作成者: 森本 喜章

大忠堂代表取締役 滋賀県大津市、琵琶湖のほとりで日々材料を厳選し、真心を込めてお菓子を製造しています。 ご贈答や旅の思い出としても皆様に喜んでいただけるよう、地域に特化した商品作りを心掛けてをります。

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