杣人のBlog

The days of Lake Biwa, Otsu, Daichudo びわ湖・大津 大忠堂

近江八景

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マックス・ダウテンダイ(1867-1918)は明治三十九年(1906年)世界一周旅行の途中に一月ほど日本に滞在し、大津にも立ち寄られました。

近江八景を見て回り、琵琶湖疏水を舟で下って京都に行ったと旅の記録にありました。「三井寺力餅」を食したとも!(明治三十九年は祖父の生年でもあります)

帰国後、近江八景をモチーフに八つの短篇小説を書かれたのがこちら「近江八景の幻影」(原題:琵琶湖の八景)です。日本語版は2004年に大津市出身の河瀬さん、高橋さんお二人の共訳で出版されました。

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一度図書館で借りたのですが、一冊手元に置いておきたくて買い求めました。

この方、ヴュルツブルクの出身でドイツでは大変有名な詩人・作家です。この物語が基になって大津市とヴュルツブルク市の姉妹都市が始まった事もなんとも文化的で美しい話だと感じています。

近江八景は元々中国の山水画の画題の名所で、それぞれ下記のように近江の名所になぞらえて出来たのが現在の近江八景です。

  • 瀟湘夜雨 → 唐崎の夜雨
  • 平沙落雁 → 堅田の落雁
  • 烟寺晩鐘 → 三井の晩鐘
  • 山市晴嵐 → 粟津の晴嵐
  • 江天暮雪 → 比良の暮雪
  • 漁村夕照 → 瀬田の夕照
  • 洞庭秋月 → 石山の秋月
  • 遠浦帰帆 → 矢橋の帰帆
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歌川広重 近江八景  粟津の晴嵐

広重の粟津晴嵐。現在の粟津中学校の西側辺りです。

普段何気なく通っている道もこんなに深い歴史がある、やはり大津はとても美しい良い街だと思います。

近江八景を順番に回って行くツアーや、絵と同じポジションから写真を撮れるスポットなど、もっと私たちの遺産として活用していく術を考えていきたいものです。

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作成者: 森本 喜章

大忠堂代表取締役 滋賀県大津市、琵琶湖のほとりで日々材料を厳選し、真心を込めてお菓子を製造しています。 ご贈答や旅の思い出としても皆様に喜んでいただけるよう、地域に特化した商品作りを心掛けてをります。

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