杣人のBlog

The days of Lake Biwa, Otsu, Daichudo びわ湖・大津 大忠堂


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羊羹作り

ご好評いただいております「帚木帖」煉り羊羹と栗羊羹を製造しました。

羊羹はアルミ箔の袋をボール紙の容器に入れて、そこに流し込んで作ります。

製造の前の下準備には、その羊羹袋をぴっちりと広げて並べます。

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柔らかい袋を四隅まで広げるのには、袋の大きさに合わせて切ったヒノキの角材を使っています。

角が欠けて混入したりしないように、角は全てペーパで丸みを付けました。

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羊羹を流してシールした後、放っておくと重力で羊羹が下に下がり、下膨れになってしまいます。

コンテナにきっちり並べて、余った分は家具の転倒防止器具で押さえます。これで直方体に固まります。

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源氏物語にちなんだ羊羹、お味は素朴な煉り羊羹と、栗羊羹の二種類をご用意しております。

機会がございましたら是非ご賞味ください。

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羊羹 「帚木(ははきぎ)帖」 を始めました

帚木の心をしらで園原の 道にあやなく 惑ひぬるかな  

信州の園原にある帚木は遠くからは見えるが近づくと消えてしまうという伝説の木。

光源氏が思いを寄せる空蝉に、遠くからは見えるけれど近づくと姿を消してしまう帚木のようなあなたをたずねて、とうとう園原の道に迷ってしまいましたよ。と詠めば空蝉は

数ならぬ 伏屋に生ふる名の憂さに 心もしらで消ゆる帚木

数ならぬ身の私は、伏屋に生える帚木の名を恥じて、いるにもいたたまれず消えてしまいたいのです。と返しました。

なんとも雅なやりとりですが、石山寺で紫式部がしたためた源氏物語。その第二帖の「帚木」にちなみ、煉り羊羹と栗羊羹の製造を始めました。何度も試作を重ねて味を調えてきましたが、量産体制では今日が初めての製造でした。

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寒天を煮詰めます。

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煉り羊羹には漉し餡を入れ、水飴を加えます。

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栗羊羹には栗餡を入れ、水飴を加えます。

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ひとつずつ袋に入れてシールしていきます。

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冷めたら箱に入れて完成です。 茶色が煉り羊羹、黄色が栗羊羹です。

源氏物語の風情を今に伝える「帚木帖」、機会がございましたら是非お試しください。

Design(税込表示)

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